それぞれが輝いた５０周年記念大阪大会、見たよ、聞いたよ、感動の記録
第５０回全国盲女性研修大会
日本ライトハウスを設立した岩橋武夫氏の努力で日盲連が発足したのは１９４８年（昭和２３年）のことです。
“自立と社会参加”を実現しようと組織された視覚障害者の全国組織です。
ほどなく日盲連の中に女性部が生まれ、ヘレン・ケラー女史の来日で啓発された人たちによって活発な活動
が展開されるようになりました。今年はその５０周年記念の年です。発祥の地である大阪に、全国の盲女性と
その関係者、ボランティアなど、約１３００名が参加しました。
と き：平成１６年８月２４日（火）～２６日（木）
ところ：都ホテル大阪
主 催：日盲連、大阪府視覚障害者福祉会
目 的：①視覚障害者、取り分け盲女性をとりまく諸問題について討議・学習する。
②その成果を受けて社会啓発をすすめ、福祉の向上を求める。
③地域社会の主体的構成員として、自立と積極的な社会参加をめざす。
２５日第２部 レポート発表と意見交換「白杖とともに」 全国９ブロック代表者
助言者 日本ライトハウス 会長 岩橋明子氏
大阪障害者団体連絡会理事長 樋口四郎氏
日本盲人会連合会 会長 笹川吉彦氏
９ブロックの代表者の体験発表「白杖とともに」 全国からの参加者
白杖は自立歩行の証しだけではなく、身を守る杖です。 私の使っている体を支えるための杖も白ければ、盲人用と
ガイドさんと一緒でも携行すべきでは？ 云えるのでしょうか。車が避けてくれないのですが‥‥。
２６日採択されたスローガン
１．支援費制度におけるガイドヘルパー堅守
２．許すな 障害者福祉の後退
３．守ろう三療 広げよう職域
４．めざせ 完全バリアフリー
取り分け、支援費制度負担額の算定基準を、家族の総合所得ではなく、利用者本人の所得
のみにするよう強い要望が出されました。
